アニメで見る法華経の七つの譬え

■良医病子(りょういびょうし)の譬(たと)え
■譬如(ひにょ)良医(りょうい)の譬え

動画再生時間:05分13秒

この話に登場するお医者さまは「釈尊」を譬えています。また、誤って毒を飲んだ子どもたちは、「間違った教えを信じて苦しむ一切衆生」のことです。そして、苦しむ子どもたちのために、お医者さまが調合したすばらしい薬――これは、「すべての人々を救済する仏法の最高の教え」を表しています。

仏(=ここでいうお父さん)が常に存在すると思うと、衆生(=子どもたち)は仏道を求める心を失ってしまう(=すばらしい薬を飲もうとしない)。ゆえに、衆生に仏道を求める心を起こさせるため、“死”という姿を方便として示す(=使いを遣わして“父は死んだ”と告げさせる)のであります。