アニメで見る法華経の七つの譬え

■三車(さんしゃ)火宅(かたく)の譬(たと)え

動画再生時間:05分23秒

長者は「仏」を、子どもたちは「一切衆生」を、そして燃えさかる家(火宅)は、煩悩に支配された「苦悩の世界」を譬えています。

車は「仏の教え」であり、羊車、鹿車、牛車は、法華経以前に説かれた声聞の教え、縁覚の教え、菩薩の教えを指し、大白牛車は、一切衆生の成仏を説いた法華経の教えです。これは、仏が法華経以前に説いた教えは、衆生を現実の苦悩の世界から抜け出させるための方便(=手段)であり、本当に教えたかったのは法華経であることを意味します。