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「私はこれまで、仏法者として、『生命の尊厳とは何か』『人間とは何か』といった根源的なものを、常に探究してまいりました」と語る名誉会長に博士は応じた。「まさに、私もその点を話したかったのです。長い間、この機会を待っていました。やりましょう! 21世紀のために語り継ぎましょう! 私はベストを尽くします!」
83歳の博士と44歳の名誉会長――対談のテーマは、「人生と社会」「政治と世界」「哲学と宗教」という三つの柱を軸として、地球文明の未来、国際情勢、恒久平和、生命論、環境問題、女性論、青年への期待、教育論など、多岐にわたった。
翌年5月の語らいと合わせ、のべ10日間、40時間にもわたった対談を終えた際、博士は、名誉会長の手を握りしめて言った。
「私は、対話こそが、世界の諸文明、諸民族、諸宗教の融和に、極めて大きな役割を果たすものと思います。人類全体を結束させていくために、若いあなたは、このような対話を、さらに広げていってください」
そして、ローマクラブの創立者ペッチェイ博士など、友人の名前を記したメモを託し、会うことをすすめた。 |
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対談の合間、風薫るホーランド公園を散策
(1972年5月9日、ロンドン) |
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