1. (7)六道から四聖へ

十界

(7)六道から四聖へ

以上の地獄界から天界までの六道は、結局、自身の外の条件に左右されています。
欲望が満たされた時は天界の喜びを味わったり、環境が平穏である場合は人界の安らぎを味わえますが、ひとたびそれらの条件が失われた場合には、たちまち地獄界や餓鬼界の苦しみの境涯に転落してしまいます。
環境に左右されているという意味で、六道の境涯は、本当に自由で主体的な境涯とはいえないのです。
これに対して、その六道の境涯を超え、環境に支配されない主体的な幸福境涯を築いていこうとするのが仏道修行です。そして仏道修行によって得られる覚りの境涯が声聞、縁覚、菩薩、仏の四聖の境涯です。

  • facebook
  • twitter
  • LINE