5.信心即生活

異体同心

「異体同心」とは、広宣流布を進めるにあたって、私たちが信心で団結をしていく時に、最重要とすべき指針です。
「異体」とは、それぞれの見かけ、個性、特質、立場などが異なることです。「同心」とは、志、目的を同じくすることです。各人が同じ心に立って、力を合わせていくことをいいます。
仏法の実践においては、万人成仏を実現するために妙法を説き広めていく「広宣流布」こそが、仏の大願であり、根本の目的です。「同心」の「心」とは、「信心」のことであり、「広宣流布」という大願に心を合わせていくことです。
すなわち、各人の個性や特質を生かし、一人ひとりの可能性を最大限に発揮しながら、広宣流布を目指していくことが、異体同心です。
これに対して、見かけは同じような姿であっても、それぞれの志や目的が違い、ばらばらになっている状態を「同体異心」といいます。
大聖人は、こう仰せです。
「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事叶うことなし」「日蓮が一類は異体同心なれば、人人すくなく候えども大事を成じて、一定法華経ひろまりなんと覚え候」(1463㌻)
信心の団結によって、さまざまな難を乗り越えながら前進すれば、仏法が必ず広まっていくことは間違いないと、大聖人は教えられています。
池田先生は、次のように指導しています。
「異体同心というのは、現代で言えば『組織』ということです。『異体』というのは、人それぞれ、姿も立場も、状況も使命も違う。しかし『心』は──信心は『同心』でいきなさいというのです。
『異体異心』では、バラバラです。『同体同心』というのは無理やり、形も姿も心まで統一しようというのです。ファシズムであり、自由はない。だれもついてこられず、格好だけ合わせている。結局、『同体異心』になってしまう」
「『異体』とは個性を生かすということです。『同心』とは、信心を根本に、心を一つにしていくことです。本当の団結です」
私たちは、この異体同心の指針のままに、一人ひとりが存分に力を発揮しながら、大聖人の御遺命である広宣流布の実現に向かって前進していきましょう。

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