2020年11月18日、中国・大連中日教育文化交流協会と大連工業大学外国語学院が主催する「池田大作教育思想研究と実践」学術シンポジウムが、オンラインで開かれ、大連市をはじめ各地の研究者や学生ら200人が参加した。創価学会創立90周年、『創価教育学体系』発刊90周年を記念するもの。池田大作先生はメッセージを寄せ、「平和」と「共存共栄」の世界の実現へ、友好交流の歩みを一段と進めていきたいと述べた。

池田先生が中国への歴史的な第一歩をしるしたのは、1974年5月30日。以来、訪中は10度にわたり、先生が先頭に立っての青年交流や教育・文化交流は、両国間に平和と友誼の「金の橋」を築く力となってきた。
この先生の思想を探究する潮流は今、中国各地に広がっている。

学会の歴史的な節目である「11・18」に行われたシンポジウムでは、大連中日教育文化交流協会の趙亜平前会長が、この集いを教育の使命について考える機会にしたいと強調。今後も学会や創価大学との交流を促進し、人類の幸福のために努力を重ねたいと述べた。

続いて、学会の寺崎副会長が池田先生のメッセージを代読した。
その中で先生は、46年前の12月、周恩来総理との会見の折に、周総理が「全世界の人びとが、お互いに平等な立場で助け合い、努力することが必要です」と語っていたことを述懐。世界中がコロナ禍という未聞の試練に直面する時だからこそ、周総理の心を皆が受け継ぎ、あらゆる差異を超えた「平和」と「共存共栄」の世界の実現に向けて、友好交流の歩みをさらに進めていきたいと呼び掛けた。

創価大学の神立副学長のあいさつに続き、北京大学の賈蕙萱教授の祝辞が紹介された。賈教授は、学会は池田先生の卓越したリーダーシップのもと、日本だけでなく世界の文明の発展にも多大な貢献を果たしてきたと力説。学会創立100周年に向け、価値創造の理念をより一層広げてほしいと述べた。その後、7人の研究者が、それぞれの専門的知見から論文を発表した。

大連外国語大学・池田大作研究所の崔学森所長は、教育のための社会の実現を目指す池田教育思想の卓越性を語り、大連芸術学院・池田大作研究所の潘紅艶代表が、人間主義に基づく教育の重要性や、学生たちで池田先生の著作を学び合う同学院の「池田思想読書会」の模様を紹介した。

進行役を務めた大連工業大学・池田大作思想研究所の劉愛君所長は、これからも池田思想の研究に力を注ぎたいと語った。