座談会御書e講義
2025年8月度 転重軽受法門
”信心で必ず幸福に!”――さあ誇り高き王者の心で前へ
講義
-
動画
音声
※2025年6月度から「解説」と「ポイント」を1本の動画にまとめて配信しています
※本作品を複製、改変、譲渡、公衆送信することは著作権法により固く禁じられています。
使い方
- 字幕を表示したいとき
- 動画を大きくしたいとき
-
御書拝読
-
各種資料
御文
通解
涅槃経に「転重軽受(重きを転じて軽く受く)」という法門がある。過去世でつくった宿業が重くて、現在の一生では消し尽くせず、未来世に地獄の苦しみを受けるはずであったものが、今世において、このような(法華経ゆえの大難という)重い苦しみにあったので、地獄の苦しみもたちまちに消えて、死んだ時には、人・天の利益、声聞・縁覚・菩薩の三乗の利益、そして一仏乗の利益たる成仏の功徳を得るのです。
語句
涅槃経
釈尊の臨終を舞台にした大乗経典。
三乗
声聞乗・縁覚乗・菩薩乗のこと。それぞれ声聞・縁覚・菩薩の覚りを得るための教え。ここでは、得られた声聞・縁覚・菩薩の境地。
一乗
一仏乗のこと。成仏への唯一の教えのこと。ここでは得られた仏の境地。参考
◎御書と歩む――池田先生が贈る指針
教学は生命の宝剣だ。剣豪が基本の素振りを怠らぬように、たゆまず御書を開くのだ。教学を磨き深めれば、境涯が広がる。友に希望と勇気の励ましを送ることができる。どこまでも御書根本に、「広宣流布」と「立正安国」の確信の対話を!
(聖教新聞2017年4月20日付)
◎「開目抄」講義
謗法を打ち破る深い信によって妙法の太陽が胸中に赫々と昇れば、私たちの生命には仏界が涌現します。すると、これまで私たちを苦しめていた地獄の苦しみも、直ちに消えるのです。まさに、晴れやかな大晴天の輝きの前に、一切の重罪は消え果てていくのです。
宿業の苦しみは断じて消える!
不幸の闇を払い、勝利の太陽が昇る!
これが日蓮大聖人の大確信であられます。まさに、宿命転換の仏法とは、希望の宗教であり、幸福革命の宗教の異名にほかなりません。
(『池田大作全集』34巻 249ページ)
◎御義口伝
「難来るをもって安楽と意得べきなり。」
(御書新版1045ページ・御書全集750ページ)
◎椎地四郎殿御書
「大難来りなば、強盛の信心いよいよ悦びをなすべし。」
(御書新版1720ページ・御書全集1448ページ)
◎青春対話
人生の目的は何か。「勝利者」になること、「幸福」になることだ。
では「幸福」とは何か。その中身は「充実」です。充実のうえに、自分なりの満足の栄冠を勝ち取ることです。
では「充実」とは何か。「苦難」と戦うことです。苦難がなければ充実はない。
充実がなければ幸福ではない。何の苦労もない幸福など、どこにもない。
皆、この“戦う”という途中の道を忘れて、幸福という結果だけを求めている。苦難を乗り越えていくことが、充実の幸福なのです
(『青春対話 Ⅱ』 183ページ) -
座談会拝読御書コラム
soka youth media で読む
逆境は人生の軌道を良い方向へ -
印刷用の資料をダウンロード
御文・通解・語句 参考 -
今月のおすすめ動画
いつまでも挑戦し続ける心
~日蓮大聖人のことば~
「従藍而青」
- ※「御文」「通解」「語句」は、大白蓮華の座談会拝読御書を参考にしております。
- ※個別の端末によって、音声プレーヤーの動作・表示が通常と異なる場合がございます。